過去の学会・シンポジウム情報

2023年に開催された学会・シンポジウム

日本学術会議学術フォーラム/第16回防災学術連携シンポジウム
「関東大震災100年と防災減災科学」

 関東大震災を振り返り、当時何が起こったのか、現在までにどのように社会は変わってきたのか、地震・地震工学はどのように発展してきたのか、またこれからの課題は何か、(中略)地震・地震動から、都市計画、災害医療、情報・社会等に至る防災に関わる多様な分野の研究者の発表を通じ、議論を深める。(一般社団法人 防災学術連携体HPより)

 

日時:2023年7月8日(土)10:00~18:00

場所:日本学術会議講堂(Zoom Webinar等を用いたオンライン配信を併用)

申込:https://ws.formzu.net/fgen/S93301949/

ポスター:https://janet-dr.com/060_event/20230708/20230708_100th_leef.pdf

主催:日本学術会議(企画:防災減災学術連携委員会),一般社団法人 防災学術連携体

 

講演

  • 武村雅之(名古屋大学)「1923年関東大震災では何が起きたのか」基調講演
  • 横田 崇(愛知工業大学)「地震動特性」
  • 楠 浩一(東京大学)「施設被害(建築系)」
  • 藤野陽三(東京大学)「施設被害(土木系)」
  • 安田 進(東京電機大学)「土砂災害」

ほか

 

詳細は一般社団法人 防災学術連携体のホームページ:https://janet-dr.com/060_event/20230708.htmlを御覧ください.


2023.5.24更新 日本学術会議学術フォーラム/第16回防災学術連携シンポジウム「関東大震災100年と防災減災科学」《研究・調査#学会・シンポ情報》

 

7月8日(土)に日本学術会議講堂とオンライン配信で関東大震災についてのシンポジウムがあります.

基調講演:武村雅之(名古屋大学)「1923年関東大震災では何が起きたのか」

 



 日本第四紀学会2023年大会

 一般研究発表(口頭及びポスター),シンポジウム,普及講演会,専門巡検を予定しています.

 申込方法等は未定.

 

日時:2023年9月1日(金)〜4日(月)

会場:早稲田大学所沢キャンパス


 公開シンポジウム「最終氷期以降の日本列島の気候・環境変動と人類の応答」

 「人類はどのように気候変動や環境変動に応答し現在に至ったかを、日本列島を中心に古気候、古海洋、人類、考古の各専門分野の最前線で活躍する人たちが、最新の研究成果とともに紹介します。」(日本学術会議HPより)

日時:2023年6月11日(日)13:00〜17:20

会場:オンライン開催(主催会場:島根大学)

参加方法:無料,事前登録制

 申込先:申込フォーム

 締切:2023年6月7日(水)

 

講演

  • 阿部 彩子(日本学術会議連携会員、東京大学大気海洋研究所・教授)
    「過去15 万年間の気候変動」
  • 海部 陽介(日本学術会議連携会員、東京大学総合研究博物館・教授)
    「現生人類がたどってきた道」
  • 横山 祐典(東京大学大気海洋研究所・教授)
    「アイスエイジから現在までの海水準:ヒトは歩いて海峡を渡れたか?」
  • 郭 新宇(愛媛大学沿岸環境科学研究センター長・教授)
    「最終氷期における日本周辺の海洋環境」
  • 中川 毅(立命館大学古気候学研究センター長・教授)
    「年縞から見た「暴れる気候」と人間の歴史」
  • 出穂 雅実(東京都立大学人文社会学部・准教授)
    「日本列島の現生人類文化の出現、定着、変化」
  • 太田 博樹(東京大学大学院理学系研究科・教授)
    「古代ゲノムから見た日本列島の現生人類」
  • 中塚 武(名古屋大学大学院環境学研究科・教授)
    「樹木年輪から見た年から十年単位の気候変動」
  • 松本直子(岡山大学文学部教授)
    「縄文・弥生社会の環境構築」

 

詳細は日本学術会議HP一般公開イベントのページ


震災復興祈念シンポジウム 「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震から15年 これまで これから」

  • 日時:2023年6月3日(土)13:30~16:00
  • 会場:栗原文化会館(アポロプラザ)ホール
  • 参加方法:直接会場へ(事前申し込みなし,参加費無料)

詳しくは栗駒山麓ジオパークHP>平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震 震災復興祈念シンポジウムの開催

主催:栗原市・栗駒山麓ジオパーク推進協議会


2023年2月に発生したトルコ南部の地震(M7.7,M7.6)に関する被害調査報告会(速報)

  • 日時:2023年5月29日(月)13:00~15:00
  • 会場:オンライン(Zoomウェビナー)
  • 参加方法:事前申し込み先着1000名,参加費無料
  • 講演プログラム
    • 断層と地震動の概要
      • 断層:吉見雅行(産業技術総合研究所)
      • 地震動:後藤浩之(京都大学)
    • 橋梁の被害:井上和真(群馬工業高等専門学校)
    • 地盤関連の被害:志賀正崇(長岡技術科学大学)
    • ライフラインの被害:小野祐輔(鳥取大学)
    • 建築の被害:毎田悠承(東京大学)
    ※講演者等の最新情報  https://committees.jsce.or.jp/eec2/node/215

参加申込は土木学会のwebサイト(本部主催行事の参加申込)からお申し込みください.

  https://www.jsce.or.jp/events/Information

主催:(公社)土木学会 地震工学委員会、(公社)日本地震工学会


史跡黒浜貝塚整備工事 完了記念講演会

 埼玉県蓮田市にある国指定史跡「黒浜貝塚」は,縄文時代前期中葉の関東地方を中心に見られる土器型式「黒浜式土器」の標式遺跡・貝塚として大変重要です.史跡黒浜貝塚整備工事完了を記念して、地球科学、考古学、2つの分野から黒浜貝塚をめぐる 自然環境の変遷、蓮田市に残る縄文時代の歴史と魅力などについての講演があります.

第1回 令和5年3月19日(日) 講師:日本大学名誉教授 遠藤邦彦氏

第2回 令和5年3月25日(土) 講師:國學院大學名誉教授 小林達雄氏

 

時間:午後2時〜(受付 午後1時30分〜)

会場:蓮田市役所3階 303〜305会議室

定員:各回90人(応募多数の場合抽選)

 

申込み方法:

1.電子申請(外部サイトへリンク)

2.往復はがきに下記を明記の上,蓮田市役所 社会教育課へ

 ・参加希望日(両日の同時申込み可)

 ・氏名

 ・住所

 ・電話番号

 ・市内 在住者・市外

締め切り:令和5年3月3日(金)(必着)

 

〒349-0193 蓮田市黒浜2799-1 蓮田市役所 社会教育課 TEL:048-768-3111(内線162)

 

参考:蓮田市サイト 国指定史跡「黒浜貝塚」


2023年トルコ・シリア地震現地調査速報会

 

 3月15日に愛媛大学の森 伸一郎氏による2023 年トルコ・シリア地震現地調査速報会がありました.

 その様子が下記の通りYouTube にアップされています.

 

名 称:2023 年トルコ・シリア地震現地調査速報会

主 催:愛媛大学 大学院理工学研究科社会インフラメンテナンス工学講座

共 催:京都大学防災研究所自然災害研究協議会

日 時:令和 5 年 3 月 15 日(水)、13:00~14:40

会 場:愛媛大学城北キャンパス・メディアセンターホール(松山市文京町 3)

参 加:14 名(会場)、286 名(オンライン Zoom)、合計 300 名

資 料:報告会で用いた資料は、別途 website で公開予定(準備中)

 

動画URL https://youtu.be/D2PSDjc0_f8


 2022年日本第四紀学会 学会賞・学術賞記念講演会

 

日時:2023年2月18日(土)9:30〜12:30

学会賞受賞講演:

 池原 研「巨大地震時に海底で起こること,そしてその地層記録と新たなチャレンジ」

 須貝俊彦「湿潤変動帯島弧の山地・河川・平野の地形発達史研究-回顧と展望-」

 澤井祐紀「地層の記録が明らかにする過去の巨大地震・津波」

 

Zoomによるオンライン講演会

参加費無料・事前登録制(先着定員500名,非会員も参加できます!)

主催:日本第四紀学会

事前登録URL:https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZ0sd--orzsoHtHDnpawJoY-EtiJ9vnHviQi

 


考古学展示会・講演会「三鷹の12万年自然環境の変遷とヒトの暮らし」

<講演会>

日時:2023年1月14日(土)13:30-16:00

会場:三鷹市公会堂さんさん館3階 多目的会議室AB(三鷹市野崎一丁目1番1号)

参加費無料・定員70名(申込み先着制)

 

 今は海から遠い台地上に位置する三鷹市ですが,下末吉海進の頃は、縄文海進時とは異なり、海がここまで入り込んでいました.地学的見地からの環境変遷と,考古学的見地からのヒトの暮らしの変遷を考察します.

  • 1部 環境変遷 遠藤邦彦氏(日本大学名誉教授)
  • 2部 ヒトの暮らし 小宮雪晴氏(蓮田市教育委員会),三鷹市スポーツと文化部 生涯学習課職員

申し込み方法など詳細は三鷹市サイトの考古学講演会「三鷹の12万年自然環境の変遷とヒトの暮らし」を御覧ください.

 

展示会>

日時:2023年1月5日(木)〜23日(月)平日9:00-17:00まで(1月5日は午後1時から、1月23日は正午まで)

会場:三鷹市役所1階市民ホール(三鷹市野崎一丁目1番1号)

参加費無料・申込不要

  • Chapter 1 三鷹に海があった頃  12万年前の海進期に、海がどこまで入り込んでいたのか?
  • Chapter 2 日本列島に人類登場  三鷹市最古の遺跡は、34,000年前の年代の遺跡。
  • Chapter 3 最終氷期最寒冷期の三鷹  最終氷期最寒冷期の遺跡から発見された石器とは?
  • Chapter 4 縄文海進とヒトの暮らし  縄文海進の詳細な地形変遷と、そこに暮らす縄文集落の消長。
  • Chapter 5 気候変動と私たちの暮らし  縄文海進以降の環境変遷と、現在に至る集落の変遷を追う。 

詳細は三鷹市サイトの考古学展示会「三鷹の12万年自然環境の変遷とヒトの暮らし」を御覧ください.

主催:三鷹市 スポーツと文化部

 


2022年に開催された学会・シンポジウム

 シンポジウム「御嶽山・箱根山・草津白根山ー水蒸気噴火および防災と観光ー」

 

<日時>

 12月16日(金)13:00~18:00 水蒸気噴火に関する学術シンポジウム

  • 萬年一剛:箱根山の地下構造と水蒸気噴火
  • 寺田暁彦:草津白根山の地下構造と水蒸気噴火
  • 及川輝樹:御嶽山の噴火史と水蒸気噴火
  • 前田裕太:御嶽山の地震波速度構造と 2022 年群発地震活動
  • 市原 寛:御嶽山の電磁気探査
  • 菅野智之:御嶽山の火山監視能力の向上

 12月17日(土)9:20~15:30 活火山の防災と観光に関するシンポジウム

  • 丸山文広:御嶽山の魅力と課題
  • 小林夏樹:御嶽山火山マイスターの活動から:登山者の意識調査
  • 野田智彦:登山者に対する王滝村・木曽町の安全対策の取組み
  • 宮城洋介:登山者参加型避難訓練:ビーコンを使用した登山者動態の把握
  • 金 幸隆:登山者参加型避難訓練:アンケートに基づく登山者行動の把握
  • 野田智彦:火山防災教育:噴火を想定したタイムライン授業
  • 萬年一剛:観光地における火山監視と防災
  • 田村洋一:箱根山火山活動における観光産業と火山防災
  • 菊島信洋:箱根町の取り組む「観光地の防災」について ~令和元年の火山対応より~
  • 寺田暁彦:火山災害の観点から考える草津白根山の特徴
  • 基調講演 黒岩信忠:草津町の観光行政と火山防災 (草津町長・:35 分) 質疑応答(5 分)
  • 基調講演 秦 康範:噴火による社会経済的影響とリスクコミュニケーション

場所:木曽町文化交流センター 多目的ホール (長野県木曽町福島5129)

入場無料・要事前申し込み(申込締切 12月12日(月))

主催:御嶽山・箱根山・草津白根山-水蒸気噴火および防災と観光-シンポジウム実行委員会

 

プログラムは こちら

詳細は 御嶽山ビジターセンターホームページ

申し込みは 長野県のサイト

 


「埋もれ木から読み解く沼沢火山大噴火」調査報告会

 

日時:12月3日(土)13:00〜16:30

講演題目:

 山元孝広「沼沢火山の噴火と大谷川の埋もれ木」

 木村勝彦「大谷川埋もれ木の年輪解析」

 早瀬亮介「大谷川埋もれ木の高精度年代測定~放射性炭素(14C)ウィグルマッチングによる~」

 片岡香子「沼沢火山の噴火後に発生した只見川・阿賀野川での大規模決壊洪水:縄文時代の噴火から学ぶこと」

 三浦武司「沼沢火山噴火と縄文社会への影響」

 苅谷愛彦「沼沢火山大噴火発生当時の東北地方南部の古環境」

 山田隆二「長野県千曲市本誓寺遺跡から見つかった平安時代の埋もれ木と大洪水」

場所:三島町交流センター山びこ(福島県大沼郡三島町大字名入字諏訪ノ上418)

参加費無料・事前予約制(先着定員100名)

主催:(一社)IORI倶楽部・三島町・三島町教育委員会

詳細・予約方法は 三島町交流センター山びこ


須貝俊彦会員,第四紀学会学術賞を受賞!

 

 須貝俊彦会員(東京大学新領域)が第四紀学会学術賞を受賞されました!おめでとうございます.

 

 8月26〜28日静岡大学おいて,第四紀学会2022年大会が開催されていました.27日は学会賞,学術賞などの授与式が行われました.

  • 学会賞
    • 池原 研 「海底堆積物を用いた日本周辺海域の海洋環境変化とイベント堆積物の堆積作用と履歴の解明に関する研究」
  • 学術賞
    • 須貝俊彦 「湿潤変動帯における山地・平野・河川の地形発達に関する一連の研究」

       須貝俊彦会員は、湿潤変動帯である日本列島において、地形学、堆積学、火山灰編年学などに基づく各種手法を駆使し、発達史的な観点から山地、平野における地形および第四紀堆積物の形成過程を復元し、 第四紀学の発展に貢献する研究成果を挙げてきた。隆起・沈降速度が速く活発な地殻変動が進行し、かつ 顕著な降水を伴う地域を対象としたことにより、地形変化の速度が世界平均を上まわる地域における地形 形成モデルを提示した。

       山地研究では地形学における古典的課題である侵食小起伏面を赤石山脈での事例から取り上げ、マス ムーブメントなどの観点からその形成過程について論じた。また山地から平野にかけて流下する河川上流 部に発達する河成段丘の研究では、利根川水系碓氷川流域を対象として、火山灰編年学的手法により形成 年代を決定した上で、掃流力や下刻速度の時系列的な復元を行い、侵食・堆積と気候変動との関係を論じた。

       研究対象は平野にもおよび、濃尾平野でボーリングコアを堆積学的に解析し、河川最下流部における地 形形成過程を明らかにした。これにより、土砂運搬システムとしての河川の縦断面形を、先にあげた研究 も含めて最上流部から最下流部まで俯瞰したことになり、掃流力の時間的変化を氷期-間氷期サイクルと それに応答する河川システムとして流域全体で考察した。また濃尾平野での研究では、単に河川地形研究 に留まらず、デルタフロント堆積物の解析から地震性沈降を認め、それを養老断層の活動履歴の解明に結 びつけるという変動地形学なテーマにも取り組んだ。また同平野に伏在する中期更新世堆積物の編年も試 み、長期にわたる平野形成史をはじめ、三河高原の形成過程にも言及した。

       このように須貝俊彦会員は、山地から平野、河川上流部から最下流部を守備範囲とし、10 万年オーダー から数千年オーダーのタイムスパンで各種現象を取り上げ、時空間の制約を超えて発達史研究を進めてき たと言える。またその活動の場も公的研究機関から大学と多岐であり、50 万分の 1 活構造図などの地質 図作成という根幹的な基礎研究から、津波や土石流、地すべりなどの研究を通じて研究者育成まで手広く 取り組んだ。自身の研究のみならず、このように広い観点から第四紀学の発展に大きく貢献した。

       須貝会員のこれら一連の研究業績と活動は、第四紀学と本学会の発展に多大な貢献をしており、日本第 四紀学会学術賞にふさわしいと判断した。

      第四紀学会HP 第四紀通信Vol.29 No.4から引用)

    • 澤井祐紀 「珪藻分析にもとづく環境復元と海溝型地震に関する一連の研究」

日本第四紀学会2021大会

2021.08.07更新

 日本第四紀学会2021年大会がオンライン(Zoom)で開催されます.地形地質,生物,気候,海洋など,第四紀に関する様々な研究発表が行われます.日本第四紀学会会員でない方も参加できます.参加費は無料ですが,事前登録が必要です.下記のサイトからお申し込みください.

 

 

日本第四紀学会2021年学術大会(https://sites.google.com/view/2021jaqua/)

  1. 開催日時
    • 2021年8月27日(金)〜29日(日)
    •  27,28日 一般研究発表
    •  29日 午前 公開シンポジウム,オンライン巡検説明
    •     午後 オンライン巡検
  2. 参加費
    • 無料(要事前申し込み)
  3. 申し込み
  4. プログラム
    • 一般研究発表
    • ポスター発表ショートトーク・コアタイム
    • 公開シンポジウム「近畿における歴史時代の自然環境」
    • オンライン巡検「大阪の津波碑と地盤沈下地帯」案内者:三田村宗樹(大阪市立大学)
    詳細なプログラムはこちらから
    オンライン巡検の詳細はこちら

 当会会員の遠藤邦彦らが『第四紀研究』で発表した「武蔵野台地の新たな地形区分」で日本第四紀学会論文賞を受賞しました!

下記リンク(J-STAGE)からpdfをダウンロードになれます.

遠藤邦彦・千葉達朗・杉中佑輔・須貝俊彦・鈴木毅彦・上杉 陽・石綿しげ子・中山俊雄・舟津太郎・大里重人・鈴木正章・野口真利江・佐藤明夫・近藤玲介・堀 伸三郎(2019)武蔵野台地の新たな地形区分.第四紀研究,58(6),353-375.


地盤工学会「令和3年7月3日に熱海市で発生した土砂災害に関する被害報告会」

 2021.07.13更新

 「2021年7月東海地方から関東南部を襲った豪雨(地盤なう#気候・気象)」で触れたように,3日11時40分頃,熱海市伊豆山地区逢初川沿いで大規模な土石流が発生し,大きな被害が生じました.その後,傾斜地における盛土の崩壊との関係をめぐって,活発な議論が進んでいます.地盤工学会ではこの土砂災害をめぐって「令和3年7月3日に熱海市で発生した土砂災害に関する被害報告会」を配信します.安田進さんも講演されます.関心のある方は是非ご覧ください.

 地盤工学会会員の方はZoomウェビナーで,非会員の方はYoutubeでご覧いただけます.

地盤工学会「令和3年7月3日に熱海市で発生した土砂災害に関する被害報告会」

  1. 開催日時
    • 2021年7月14日(水)17:00~18:30(予定)
  2. 参加費
    • 無料
  3. 参加・視聴方法
    • 地盤工学会会員:Zoomウェナビー(urlは学会からのメールをご覧ください.)
    • 非会員:Youtube配信(https://youtu.be/0REI5fyN1mk
  4. プログラム
    • 進行:小高 猛司(地盤工学会副会長・災害連絡会議座長、名城大学)   
    • 報告1:規矩 大義(関東学院大学)「土石流発生後の下流域の様子」   
    • 報告2:稲垣 秀輝(株式会社環境地質)「崩壊地・上流部の調査」   
    • 報告3:安田 進(東京電機大学)他「上空からの考察と情報の集約」   
    • 報告4:東畑 郁生(関東学院大学)「捨てる、とは」

日本第四紀学会2020年オンライン大会で発表します。

更新2020.12.23

2020.12.22

参加登録は今日23:59までです。参加申し込みもオンラインで,名前や所属などを記入するだけで簡単にできます。第四紀学会非会員の方でも参加できますので奮って登録してください。(参加申込はこちら)参加申込は締切になりました.

オンライン大会では一般公演のほか以下の特別講演が予定されています。

受賞記念講演(12月27日午前)

  長橋良隆(福島大学)化学分析に基づくテフラの岩石学的特徴と広域対比・編年の研究

  奥野 充(福岡大学)火山活動史と古環境・考古編年に関する放射性炭素年代学的研究

普及公演(12月27日午後)

  岡田 誠(茨城大学)第四紀の新地質年代名「チバニアン」の承認とその意義

なお,当会メンバーによる発表は以下の4つを予定しております。

 ・遠藤邦彦ほか  武蔵野台地東部の更新世中期の古地形と地質層序

 ・鈴木正章ほか  東京で見いだされた更新世中期のテフラについて

 ・野口真利江ほか 関東平野中央部,茨城県境町で掘削されたコアの珪藻分析等からみた堆積環境

 ・杉中佑輔ほか  五霞~猿島~筑波台地周辺における埋没地形面の土砂供給河川の検討

(プログラムはこちら)


2020.3.18 防災学術連携シンポ「低頻度巨大災害を考える」ネット中継!

日本学術会議公開シンポジウム/第9回防災学術連携シンポジウム「低頻度巨大災害を考える」の発表がネット中継により公開されます。

 最近、「予想を上回る」「想定外」の巨大災害が発生しています。第1部は理学系の専門家による台風、竜巻、津波、地震、噴火などの解説。第2部は工学系、人文・社会科学系の専門家による社会への影響や取り組みについての発表。最後に今後の方向性について議論される予定です。

 プログラム、アクセス先など、詳細は 「防災学術連携体」のサイトでご覧ください。

 

日本学術会議公開シンポジウム/第9回防災学術連携シンポジウム「低頻度巨大災害を考える」

日時:3月18日(水)12:30~17:30

会場:日本学術会議講堂からインターネット中継

主催:日本学術会議 防災減災学術連携委員会、土木工学・建築学委員会 低頻度巨大災害分科会、防災学術連携体(58学会)


「日本学術会議公開シンポジウム 令和元年台風第19号に関する緊急報告会」で当会会員の小森次郎氏が「多摩川川崎における緊急調査結果」を発表します。

2019.12.05

参加費は無料ですが事前申し込みが必要になります。

 

日時:令和元年12月24日(火) 13:00~17:55

会場:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)
同時中継:常翔ホール(大阪市北区茶屋町1-45 大阪工業大学梅田キャンパスOIT梅田タワー)

主 催:日本学術会議、防災減災学術連携委員会、土木工学・建築学委員会、防災学術連携体

プログラム:https://janet-dr.com/050_saigaiji/2019/191224/20191224.html

申し込み 東京会場:https://ws.formzu.net/fgen/S80663404/申し込みは締め切り
     大阪会場:https://www.jsce-kansai.net/?p=3345b

 

※東京会場は定員に達したので申し込みは締め切られました。