******* 最新情報 *******

2023.11.20更新 日本から約5000km南にあるパプアニューギニアのウラウン火山で大規模噴火がありました.気象庁によると噴煙高度は15000m.津波が発生していた場合の日本への到達予想時間は18時30分でしたが,21時31分現在津波を観測したという報告はされていません.

 

気象庁HP「令和5年11月20日15時30分頃のウラウン火山(パプアニューギニア)の大規模噴火について」(掲載2023.11.20)

 https://www.jma.go.jp/jma/press/2311/20a/202311201830.html(参照2023.11.20)

 

2023.11.4更新 硫黄島の数100m沖合で、噴火が起こっているのが確認されています。

マグマ水蒸気爆発が連続的に発生し、軽石が集積して島ができています。マグマは極めて浅いところまで上がっており、溶岩が出てくることが予想されます。

 

朝日新聞デジタル「硫黄島の沖で始まった噴火 島に軽石の丘が誕生」(掲載2023.11.4)

 https://www.asahi.com/articles/ASRC37643RC3ULBH007.html(参照2023.11.4)

 有料記事.噴火動画は無料で見られます.

 

東京大学地震研究所「2023年10月30日硫黄島沖噴火と新島形成について」(掲載2023.11.2)

 https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/eq/20249/(参照2023.11.4)

 2023.10.30に上空から行った観察の詳しい報告.

 


2023.10.28更新  2023.10.28 §5「2023年9月,台風が最少記録タイの2個しか発生しなかった訳は?」《天気なう#気象・気候の謎解き講座§5》

 例年9月は台風シーズンの真っただ中です(平均発生数5個)が,本年9月はわずか2つの発生に留まり(最少タイ記録),日本への上陸数はゼロでした。過去にも台風の発生が2個に留まった年があり, いずれもエルニーニョ現象と関連し,暖水がかなり東方へ移動していました。

 今年の場合,日本南方で台風発生に必要な海面水温27℃以上となっていたにもかかわらず,どうして台風の発生数が少なかったのでしょうか。

 

 

2023.10.5更新  富士市から見た初冠雪!

2023.9.12更新  2023.9.12 §4「2023年6〜8月はなぜ記録的な猛暑になったのか?」《天気なう#気象・気候の謎解き講座§4》

2023年7月は世界の平均気温が観測史上最高,日本でも6〜8月の平均気温が1898年の観測開始以来最高(平年比+1.76℃)となりました。特に,日本海側,東日本の山間部や,北海道における異常高温が顕著でした。その多岐に渡る要因をまとめました。

 また8月26日に関東地方北西部で見られた壮観な雨柱についてウインドプロファイラデータから探ります。

 

2023.8.28更新  河口湖できれいなうろこ雲が見えました.

お知らせ

遠藤邦彦・須貝俊彦・隅田まり・石綿しげ子・近藤玲介・杉中佑輔・鈴木正章・中尾有利子・野口真利江・関本勝久・中山俊雄(2023)武蔵野台地におけるボーリング試料に基づく中・後期更新世の地質層序と古環境―基準ボーリングコアの設定を中心に―. 日本大学文理学部自然科学研究所「研究紀要」,(58),153-183.

 

GaNT会員が多く執筆に加わった「武蔵野台地におけるボーリング試料に基づく中・後期更新世の地質層序と古環境―基準ボーリングコアの設定を中心に―」が日本大学文理学部自然科学研究所「研究紀要」にて発表されました.是非ダウンロードしてお読みください.後編にあたる論文も鋭意執筆中です.

 

ダウンロード
遠藤ほか(2023)のPDFファイル
遠藤ほか2023ボーリング試料地質層序_圧縮.pdf
PDFファイル 2.7 MB

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