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8月下旬に襲来した台風10号は、始め北上して中部〜東北地方を縦断するかと思われましたが、西寄りに進み九州上陸・縦断、東進して四国を横断、紀伊半島沖で止まったと思ったら突然北上という大変な迷走ぶりでした。毎日刻々と変わる予想進路にやきもきした方も多かったのではないでしょうか。
なぜこれほどの迷走をしたのか、台風の進路に影響を与えたものは何か、山川修治先生に解説していただきました。
8月21日朝に機上から撮られた富士山の写真が届きました。黒々とした山頂がそびえ立つ雲海は層雲から層積雲に変化しつつあり、夜にはゲリラ雷雨となり都心を襲ったと考えられます。豪雨は「局地的」ですが、その要因は、関東地方全体の風の流れや太平洋北西部からシベリアに至る気圧の変化など、広範囲の気象が複雑に影響しあって起こります。これらを山川修治先生に解説していただきました。
2019年度から3年間の文部科学省の科学研究費に基づく武蔵野台地の地盤の解明をテーマに取り組みました.2022年度に終了しましたが多くの研究成果が得られました.その成果の一部を日本大学文理学部自然科学研究所「研究紀要」に投稿し,2023年に刊行されました.約30ページにわたるもので,前半に当たります.後半の約30ページも同研究紀要に投稿し.2024年2月末に刊行となりました.前半,後半がそろいましたので,是非とも皆さんにはお目通しをお願いいたします.
各論文のpdfは下記から閲覧・ダウンロードいただけます.
遠藤邦彦・須貝俊彦・杉中佑輔・石綿しげ子・隅田まり・野口真利江・関本勝久・鈴木正章 大里重人・近藤玲介・中尾有利子・中山俊雄・是枝若奈・堀 伸三郎・竹村貴人(2024)武蔵野台地における中・後期更新世の地形・地質と古地理変遷 ―主としてボーリングデータに基づく―.日本大学文理学部自然科学研究所「研究紀要」,No.59,p.109-142.
遠藤邦彦・須貝俊彦・隅田まり・石綿しげ子・近藤玲介・杉中佑輔・鈴木正章・中尾有利子・野口真利江・関本勝久・中山俊雄・是枝若奈・竹村貴人(2023)武蔵野台地におけるボーリング゙試料に基づく中・後期更新世の地質層序と古環境 ―基準ボーリングコアの設定を中心に―.日本大学文理学部自然科学研究所「研究紀要」,No.58,p.153-183.
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