特定非営利活動法人

首都圏地盤解析

ネットワーク

Geoanalysis Network of Tokyo Capital Region

(GaNT)


********最新情報********

新年のご挨拶

 

 皆様、新年にあたり一言ご挨拶を申し上げます.

 緊急事態宣言が出るなど,新型コロナウイルスの感染急増の中で重苦しい日々が続きます.そんな中でも,美しい富士山が見えると,一服の清涼剤,気分が改まります.時には心からの感動を覚えます.今、私は関東平野のほぼ真ん中にある10階の窓から毎日富士山を眺めています.富士山を見るには何といっても早朝か夕方です.早朝はつらいので、昼頃と夕方は必ずチェックしています.夕日に周囲の雲が赤く染まり,非常に迫力のある時も,雲がほとんどなく富士山のシルエットが荘厳な雰囲気を与える時もあります.

 今では地上から富士山を眺められる場所は少なくなってしまいましたが,昭和の時代には富士山の見えるスポットは沢山ありました.江戸時代やそれ以前には,非常に広い範囲から見えたでしょう.多くの感動を人々に与えてきたことでしょう.

 富士山はどのくらいの頻度で見えるのか? この約10カ月の写真記録をまとめてみました.図に示すように,昼頃と夕方に分けて,見えない,うっすら見える,良く見えるに分けてその日数を表しています.当然,冬季を中心に良く見えるのですが,6,7,8,9月はさっぱりです.10月から4月は良く見える日がかなり多いですが,その中で見えない日の条件は何なのか,6~9月でも何日か見える日があります.よく見える日、見えない日の条件は何なのか,知りたくなりますね.そのあたりは現在検討を進めているところです.それにしても,このホームページには富士山の写真を掲載していきますので,ぜひご覧いただきたいと思います(富士山>富士山便り).

 本法人の中心的な目標は,首都圏の地形や地質,つまり私たちが日ごろ生活している基盤としての地盤の状況を解明し,分かりやすい形にしてお知らせしていくことにあります.この地盤の理解は,様々な災害に対してどのように対応していくべきかに直接かかわってくることが多いのです.激甚化しつつある気象災害を始め,発生頻度は低いですが地震災害,火山災害など、いずれも地盤と深いかかわりを持っています.さらには私たちの予測を超えた災害や地盤に関わる事故も起こっています.私たちも研鑽を重ねながら,少しでも意味のある情報の発信に努力してまいりたいと思います.

 皆さんからの疑問やご意見をお待ちしております.下記「お問い合わせ」よりお送りください.

 

図 2020年,戸田より富士山が見えた日 作成:首都圏地盤解析ネットワーク(杉中・是枝)
図 2020年,戸田より富士山が見えた日 作成:首都圏地盤解析ネットワーク(杉中・是枝)

2020.12.31 1707(宝永4)年12月16日富士山宝永噴火に「宝永火口」の記事を追加しました.

 (防災・環境今日は何があった日?

2020.12.28 伝承と交流の場「MEET門脇」クラウドファンディング成功!!

 皆様ご協力ありがとうございました.

 GaNTも微力ながら応援いたしました.MEET門脇へご訪問の際にはGaNTのプレートを探してください!

2020.12.23 11月中旬の富士山便り富士山

2020.12.23更新 2020.12.22 日本第四紀学会2020年オンライン大会で発表します。参加登録は今日23:59までです。参加申し込みもオンラインで,名前や所属などを記入するだけで簡単にできます。第四紀学会非会員の方でも参加できますので奮って登録してください。(参加申込はこちら)参加申込は締切になりました.

オンライン大会では一般公演のほか以下の特別講演が予定されています。

受賞記念講演(12月27日午前)

  長橋良隆(福島大学)化学分析に基づくテフラの岩石学的特徴と広域対比・編年の研究

  奥野 充(福岡大学)火山活動史と古環境・考古編年に関する放射性炭素年代学的研究

普及公演(12月27日午後)

  岡田 誠(茨城大学)第四紀の新地質年代名「チバニアン」の承認とその意義

なお,当会メンバーによる発表は以下の4つを予定しております。

 ・遠藤邦彦ほか  武蔵野台地東部の更新世中期の古地形と地質層序

 ・鈴木正章ほか  東京で見いだされた更新世中期のテフラについて

 ・野口真利江ほか 関東平野中央部,茨城県境町で掘削されたコアの珪藻分析等からみた堆積環境

 ・杉中佑輔ほか  五霞~猿島~筑波台地周辺における埋没地形面の土砂供給河川の検討

(プログラムはこちら)



生活の土台を知ること

私達の社会・生活はすべて地盤の上になりたっています。建物を建てたり、地下空間を利用したり、あるいは地震、液状化、地盤沈下などの環境問題を考えたりする上で、基礎となる地盤の構造を知ることは大変重要です。また、地層から読み取れる様々な情報は、過去の自然災害、海水準変動、気候変動などを知る手がかりとなります。

蓄積された大量のデータ

近年の技術革新により私達は今、デジタル化され公開された多量なボーリングデータとデジタル標高データを使うことで、ボーリングによる詳細解析、精緻な地形データ解析、精度の高い自然科学分析などが出来るようになりました。これにより確立された精緻な古地形・古環境の復元は、これからの街づくりや復興、環境問題・防災・減災の基礎となります。

情報の伝達・共有・活用

しかし残念ながら現時点ではこれらのデータや解析された情報などが、有意義に活用されているとは言えない状況です。当会では財産と言えるこの貴重な情報を、一部の研究者・技術者だけのものにせず広く一般の方とも共有・活用していくことを目指しています。


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