当NPO法人首都圏地盤解析ネットワークの代表理事 遠藤邦彦が、 2024年11月22日に永眠いたしました。享年82歳でした。
同月26日に家族葬が執り行われましたので謹んでご報告申し上げます。
遠藤邦彦代表の略歴
瑞宝中綬章受章(2022)
当法人代表理事(2019~)
日本大学名誉教授(2013~)
日本第四紀学会会長(2009~2012)
日本大学文理学部応用地学科(現地球科学科)教授(1988~2012)
日本大学文理学部応用地学科(現地球科学科)講師(1972~1988)
東京大学大学院理学研究科地理学専攻博士課程を満期(1972)
東京大学理学部地学科卒業(1965)
最新の出版物
遠藤邦彦(2024)最近の研究などから.富士学研究,Vol.20, No.1
!!NEW!!
秋が深まりつつある11月8日、富士山空撮で多様かつ端正な雲を観察することができました。その成因を探っていきましょう。一因となる現象が、10月末にイベリア半島で起きた未曽有の気象災害とも連動していることが示唆されます。
2019年度から3年間の文部科学省の科学研究費に基づく武蔵野台地の地盤の解明をテーマに取り組みました.2022年度に終了しましたが多くの研究成果が得られました.その成果の一部を日本大学文理学部自然科学研究所「研究紀要」に投稿し,2023年に刊行されました.約30ページにわたるもので,前半に当たります.後半の約30ページも同研究紀要に投稿し.2024年2月末に刊行となりました.前半,後半がそろいましたので,是非とも皆さんにはお目通しをお願いいたします.
各論文のpdfは下記から閲覧・ダウンロードいただけます.
遠藤邦彦・須貝俊彦・杉中佑輔・石綿しげ子・隅田まり・野口真利江・関本勝久・鈴木正章 大里重人・近藤玲介・中尾有利子・中山俊雄・是枝若奈・堀 伸三郎・竹村貴人(2024)武蔵野台地における中・後期更新世の地形・地質と古地理変遷 ―主としてボーリングデータに基づく―.日本大学文理学部自然科学研究所「研究紀要」,No.59,p.109-142.
遠藤邦彦・須貝俊彦・隅田まり・石綿しげ子・近藤玲介・杉中佑輔・鈴木正章・中尾有利子・野口真利江・関本勝久・中山俊雄・是枝若奈・竹村貴人(2023)武蔵野台地におけるボーリング゙試料に基づく中・後期更新世の地質層序と古環境 ―基準ボーリングコアの設定を中心に―.日本大学文理学部自然科学研究所「研究紀要」,No.58,p.153-183.
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