最終更新2024.4.22
当サイトでは感覚的に理解しやすいように,天気図やエマグラム,気象衛星からの可視画像,赤外線画像など多く使用しています.それらは情報量が一杯で,見れば見るほど面白いものです.
でも,ちょっと待って.街中で,あるいは部屋の窓から,ふと見上げた空からもいろんな事がわかるんですよ.
空のスナップ写真から読み取ったあれこれを閑談します.
2024年
3月27日(高層雲の斜交)
3月7日(層積雲)
2月21日(低温傾向)
2月15日(春一番の笠雲)
2月5日(大雪の日のウィンドプロファイラ)
1月23日(離れ笠とレンズ状吊るし雲)
2023年
9月23日(秋雨前線)
9月22日(吊るし雲前)
8月28日(高積雲)
8月26日(雨柱)
8月4日(彩雲)
7月10日(多重積乱雲)
7月8日(笠雲と吊るし雲)
7月1日(多重レンズ雲)
6月16日(積雲・積乱雲の消長)
6月15日(漏斗雲)
6月10日(並列する積雲)
6月2日(乱層雲による強雨帯)
6月1日(笠雲・旗雲)
5月20日(層積雲)
5月8日(層積雲・巻雲)
5月6日(ブーメラン状の吊るし雲)
5月3日(高層の巻雲・波状雲)
4月30日(層積雲・渦状雲)
4月29日(放射状巻雲)
4月28日(ケルビン・ヘルムホルツ波)
2月16日(富士山から南東へ伸びる雲)
1月25日(旗雲)
2022年
10月23日(離れ笠)
9月5日(台風)
8月10日(集中豪雨)
6月29日(波状雲)
6月12日(雨柱)
6月3日(不安定な大気)
4月25日(ケルビン・ヘルムホルツ波)
4月1日(ジェット巻雲)
3月30日(雲バンド)
3月28日(波状雲)
3月25日(二つ玉低気圧前)
3月20日(跳ね雲)
3月19日(初春雷の日の雲)
3月19日(ジェット巻雲)
3月15日(寒冷前線通過)
3月11日(収束雲)
2月8日(西風(ならい)の土手)
1月5日(ダイヤモンド富士)
1月2日(レンズ状離れ笠)
撮影:遠藤邦彦 解説:山川修治
高積雲の斜交が見られます。600hPa(約5km)より下層はNないしNNWの風、上層はWNWの強風で、それぞれ山岳波動が発生した結果、両方の波状雲がクロスして現れたと解釈されます。
山岳効果で上記の安定層が数層に分かれ、レンズ雲も多重になって現れたのだろうと推測しています。
≪ 波状雲 クロス配置の 美しさ ≫
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