2023年の富士山便り 〜富士山がよく見える〜

富士山の日常を、会員のみなさまが撮影した写真に事務局や会員の声を添えてお届けするコーナーです。

時々天気図も登場します。

公開準備のできた写真から順次公開していく予定です。

 

富士山の写真募集中

 会員のみなさまからの写真を募集しています。

 

 過去の写真や、今日の富士山、特に記憶に残っている風景などなど…ぜひ事務局に富士山の写真をお寄せください。

冬は富士山観察に良い季節!

2023年は霞がかった富士で始まりました.

あけましておめでとう富士山
2023年1月1日13時33分



2023年5月28日

撮影:遠藤邦彦

 今日は大きな前線が東北地方南部に掛かり、関東も雲が多いですが、一部晴れ間あり。

 関東平野の風は3-6m/sの南風が多く、中央部の気温は25℃あたり。

 南西方面は雲が多く、丹沢山地も見えません。

 台風2号はフィリピンの直ぐ近くまできています。中心の気圧は 935hPa.

 

 18時ごろ、南西方面を見ると、薄暗く霞んでいるなかに、富士山が姿を現しています。

 

2023年5月27日

撮影:遠藤邦彦

 今日は移動性高気圧の尻尾が掛かっている状況で、雲は高めですが多くなっています。

 南方の台風2号の動きが気になってきました。

 関東平野は南寄りの風が主、気温は27℃あたり。

 南西方面は雲が多く、霞みの中に丹沢山地が極うっすら見える程度。

 

 夕方、丹沢山地は明瞭になり、富士山はごくうっすらと見えています。

 

2023年5月26日

撮影:遠藤邦彦

 今日は、移動性高気圧の中心部が東に抜けつつありますが、まだその高気圧下にあり、相変わらず雲が広がっています。

 関東平野では2-5m/sの南風が主で、中央部の気温は24-25℃あたり。

 南西方面では、丹沢山地や奥多摩の山並みと共に、富士山も雲間に顔を出しています。

 

 その後、南風はやや強まり、東京-埼玉で3-6m/s。富士山も黒っぽい山腹から雪をかぶった頂上部までが識別できるようになりました(16時~17時)。さらにその上に雲があります。

 

2023年5月24日

撮影:遠藤邦彦

 今日はすっきり晴れました。快晴。昼でも富士山が奇麗に見えます。

 雨をもたらした低気圧・前線は東北沖に去り、西から高気圧が関東付近まで到達。

 関東平野の地上風は北〜北西風で、4-6m/sとやや強め。中央部の気温は21-22℃あたりと程よい感じです。

 南西方面では丹沢山地がうっすら、富士山や奥多摩の山並みがはっきり見えます。

 注目したいのは富士山付近から雲が東方に広がり、その雲で富士山が半欠けになったり丸々見えないことが多いのですが、今日は富士山がまるまる見え、その東方から雲が湧いて東に伸びていることです。

 

 その後も快晴状態が続いていますが、富士山から出発する雲の位置が富士山に掛かって、北麓だけ見えるようになりました。

 夕焼けの時間帯に入ると、雲はほとんど消え、富士山や丹沢山地が良く見えています。

 風は北風が主のようです。

 

2023年5月16日

撮影:遠藤邦彦

  今日は低気圧が東方に移動し、晴れました。九州南方沖に中心がある移動性高気圧のもと。

 関東平野の風は、南岸部は南風ですが、埼玉側都県境のやや南までは北風が主。気温は上昇して25-26℃。

 南西方面は雲と霞みで、丹沢山地や奥多摩の山並みがごくうっすら見えています。

 

 夕方、富士山がうっすらながら見えるようになりました。

 風向は、南風が平野の奥まで入るようになっています。

 

2023年5月9日

撮影:遠藤邦彦

 昨日各地に強雨や強風を、一部には雪をもたらした前線は完全に日本列島の東側に抜けました。ひまわり画像を見ると、いかにも強力そうに見えます。

 関東平野も晴れ、筋状の雲が高層にあります。地上風は主に北東~東、気温は19℃あたり。

 南西方面は霞んでいますが、丹沢山地がかすかに見えます。富士山は見えるような? 薄雲と一体化。

 

 17時半ごろから富士山がうっすらと見えるようになりました。

 

2023年5月8日

撮影:遠藤邦彦

 前線が東に抜けようとしていますが、雲がまだ残っています。

 関東平野の風は北、北東~東が主。気温は16.5℃あたりと涼しい。

 南西方面は雲があって、視界は効かず。

 

 17時過ぎごろ確認すると、南部を除き晴れ間が広がっています。富士山もうっすら見えるようになりました。

 

2023年5月5日

撮影:遠藤邦彦

 移動性高気圧が何とか踏ん張っていて、快晴のところが多いようです。西からやってくる前線を伴う低気圧は現在黄海あたりを東進中。

 関東平野の地上風は、南南西~南南東。平野中央部の気温は26-28℃。桐生は29℃、秩父は29.2℃。

 南西方面の視界は、薄雲や下層の霞みでうすぼんやりですが、丹沢山地や奥多摩の山並みが何とか見える程度です。富士山は薄雲に紛れてはっきりしません。

 

 17時頃、雲が増えてきました(ひまわり画像)。黄海の低気圧から東に伸びる前線が温暖前線に発達し、関東地方でも急に南風が強まりました。

 戸田市でも急に風が唸りだしたので、変だと思ったのですが、東京・埼玉南部の風は5-7m/sの南風で、富士山がうっすら姿を現しました。

 富士山を隠していた下層の霞みが南風によって吹き飛ばされたのだろうと推定。気温の低下もあるか? 以上の変化は対応しているので重要かと思います

 

2023年5月3日

撮影:石綿しげ子

 

 関東平野の地上風向は、南~西南西、中央部の気温は24℃。

 南西方面は丹沢山地が極くうっすら見える程度で、視界はあまり効きません。薄雲と霞み。ただし11時ごろには石綿さんが山頂に雪をかぶった富士山を撮影しているので、その後海から運ばれた水蒸気により視界が悪化してきたと言えるようです。

 

 夕方、徐々に富士山が何とか見えるようになってきました。18時過ぎにはやや明瞭に見えています。

 但し午前中に見られた山頂部の雪は融けた可能性が強いです。

 

 

2023年5月2日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日は移動性高気圧に覆われて快晴の青空ですが、やや霞んでいるのは黄砂の影響か。黄砂情報では黄海まで観測されています。

 関東平野の地表風向は西北西〜北が主。中央部の気温は20-21℃。

 南西方面は、霞みの中に丹沢山地がうっすら、富士山の北麓が薄雲の中に極くうっすら分かります。

 

2023年4月28日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日は移動性高気圧がギリギリ被るかどうかの状態で、南関東は雲がありますが、北関東を中心に晴れ。

 関東平野の風は南で、気温は上昇。

 南西方面の視界は、かなり霞んでいますが、夕方、辛うじて富士山が識別できます。

 

2023年4月27日

撮影:遠藤邦彦

 

 昨夕頃から低気圧に伴う寒冷前線が通過するとともに、北風が吹き込んで気温が低下しました。

 今日は前線ははるか沖合に移動し、関東以西は移動性高気圧にスッポリ覆われて、快晴状態です。

 関東平野の風は南部は南風となり、気温は上昇、中央部で21℃あたり。

 南西方面は、下層は霞みで丹沢山地はうっすら、その上は富士山の北麓が見えますが、富士山の北麓以南に雲が広がっています。

 

 10時過ぎ、練馬区光が丘から富士山が奇麗に見えました。

 

 18時、久々に富士山がその姿を現しました。雲は丹沢山地を隠し、その上の雲はなくなりました。富士山の上方に別の雲が現れています。

 

2023年4月10日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日は完全に高気圧に覆われ、晴れています。

 関東平野の風向は、南風が2-4m/sで多く、南岸部は4-5m/sと強い。

 南西方面は、下層では丹沢山地の陰がうっすら見えるのですが、霞んでいる高さは高いように思われます。

 

 大規模な黄砂が大陸東縁まで来ていますが、実際は先陣が到達しているかもしれません。

 上野原からの写真参照。

 

2023年4月9日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日は前線を伴う低気圧が東に去り、西からの高気圧の先端が関東平野に達して、関東平野はおおむね晴れました。 

 関東平野中央では地上風は北西、気温は15-16℃となっています。

 南西方面は薄雲があり、下層の霞みと合わせ、視界は不良です。

 

 夕方になって、南方の薄雲は取れ、霞みはややおちつき、久々に夕焼け空に富士山の全容が現れました。やや霞んでいますが。

 

2023年4月6日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日は日本海に中心がある低気圧から伸びる寒冷前線が本州をカバーして東方に進んできていますが、関東地方は同じ低気圧から伸びる温暖前線の側にあり、南風が吹く温暖な条件となっています。

 関東平野の風は、5-7m/sの強い南風、気温は22℃を超えています。温暖前線による南風は甲府あたりまで。

 南西方面は、丹沢山地がうっすら、富士山付近では富士山のやや西側から東に向かって雲が広がっていて、富士山は隠れているようです。雲の合間にやや黒っぽいものが見え隠れしていますが富士山の山体かも。

 

 今日は日本列島を舞台に展開される、寒冷前線と温暖前線に伴う、壮大な大気の流れの一端を見て取れます。河口湖からの写真はその一端でダイナミック。

 富士山方面では、富士山のやや西側から雲が現れ始め、富士山の山頂が、激しく雲が動く中で黒い頭を見せています。時に笠雲をかぶりながら。

 

2023年3月31日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日は南北に長い高気圧が本州の東に去りつつあり、気圧の谷間に入っています。本州の沿岸部に沿って雲が伸び、加えて関東平野から茨城沖に雲があります。全体には晴れ間もありますが雲が多くなっています。

 関東平野の地上風は3m/sくらいの南風、中央部の気温19-20℃と暑い。

 南西方面は雲が多く、下層は霞んでいます。

 

 夕方、晴れ間が広がり、丹沢山地や富士山が見えるようになりました。

 富士山は17時50分頃の夕焼け時の写真で、比較的はっきり見えるようになりました。

 雨雲が東に移動したこと、南南西の風が3-5m/sと強まったことが影響しているようです。

 

2023年3月30日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日も綿のような雲が目立ちますが、晴れ間も広く、昨日より気温は上昇。本州全体が高気圧下。

 関東を中心にその沖合に掛けて雲が広がりますが、本州の全体は晴れのようです。 

 関東平野では東の風が目立ちます。気温は17℃あたり。

 南西方面は雲と霞みで視界悪し。

 

 午後は徐々に丹沢山地や奥多摩の山並みがかすかに見えるようになり、15時50分頃には近景の真っ黒い雨雲の下に富士山も極くうっすらと見えるようになりました。

 

2023年3月20日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日も高気圧の下にあって、南部を除きよく晴れています。

 関東平野の風は南風が主で、2-5m/s. 気温も上昇してさいたま市で18.9℃。

 南西方面には雲があり、霞んでいます。丹沢山地も極く霞んでいます。

 

 16時ごろ、丹沢山地はうっすらながらやや明瞭に、富士山も極くうっすらですが見えるようになりました。

 

 17時35分、今度は富士山が薄雲の合間にはっきり見えています。

 

2023年3月3日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日は低気圧が東方に去り、晴れていますが、関東平野南部には雲があります。

 雨雲レーダーでは伊豆諸島付近に雲があります。

 関東平野はおおむね南の風、1-2m/s.気温は中央部で9-10℃。

 南西方面は、曇りないし霞みで視界はあまり優れませんが、丹沢山地はごくうっすら、富士山は雲に隠れていますが、富士山の北側から南側に雲が広がっているような感じです。

 

2023年3月1日

撮影:遠藤邦彦

 

 東方に移動した高気圧の背後にあって、紀伊半島・東海沖と九州方面に雨雲。

 関東平野の中央に薄雲があります。関東平野の風は南風が主、中央部の気温は14℃前後。

 南西方面は、うっすら富士山が見えますが、全体には霞んでいます。

 

 夕方、富士山が雲の合間にきれいに見えるようになりました。

 

2023年2月28日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日も晴れ。高気圧の北側に低気圧があり、高気圧の南西縁に沿って、南風が北に向かっています。このため、千葉県をはじめ、関東平野一帯で強い南西〜南南西風が3-7m/sで吹いています。気温は上昇し、19℃超までに。

 南西方面は霞んでいて、山岳は見えません。

 今後の雨の画像中、富士山の山頂部の位置に小さな円型の雲があります。

 

 16時半ごろ 南西方面は依然として霞んでいますが、よく見ると丹沢山地や富士山がうすぼんやりですがみることができます。雲はわずかにありますが。昼ごろから同じ状態であったかもしれません。

 

 17時半ごろ、夕焼けで富士山が見事に見えています。

 富士山の南斜面に雲が這っているようですが、南から北に這い上がっているような感じがします。富士山付近、丹沢付近友ごく小規模な雲があるだけで、よく晴れています。

 

2023年2月27日

撮影:遠藤邦彦

 

 高気圧の下で今日も好天。周囲の霞みのほかは雲がないようです。太平洋側の南北に伸びる筋状の雲が目立ちます。伊豆諸島の西側に南北にうねって伸びる雲、紀伊半島沖にも四国沖にもあり。

 関東平野は、北半部が北西の風、南半部が南の風と分かれます。気温は12℃超。

 南西方面では富士山が見えています。富士山の東(南)側に雲が多い。

 

 16時過ぎから風が唸っているので、調べると平野中央部で3-5m/sの南風。気温は14℃超。

 赤味のある夕焼け空に富士山が丹沢山地と共に完璧に見えています。

 

2023年2月26日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日は高気圧勢力圏に入りよく晴れています。日本海側に雪雲が発達。

 関東地方では朝から北西の強風が、4-9m/sでビュンビュン唸りを上げています。

 中央部の気温は8-9℃。

 南西方面も富士山が見えていましたが、徐々に雲が出てきました。上野原からの情報では、12時半ごろは雲がなかったが、14時ごろには富士山から東側に雲が伸びているそうです。雨雲レーダー画像では伊豆半島の沖合、伊豆諸島に沿って雲が南北に伸びています。

 

 16時過ぎ、窓を見ると富士山方面にあった霞みがとれ、富士山の姿が現れていました。17時過ぎには赤味の強い空に富士山がデンと構えています。

 

2023年2月23日

撮影:杉中佑輔

 

 今日は高気圧の谷間にある低気圧が東方に移動中で、関東平野はほぼ晴れですが、南部には雲が残っています。

 中央部の気温は8-9℃。地上風は,一部は北風だが、全体に南風が主。

 南西方面は、雲と霞みで視界悪し。

ひまわり画像では、伊豆大島付近から東方に肋骨状の雲が並ぶ。

 房総半島中部に雲があるようだ。

 

 夕方、富士山が霞みの中に見えるようになりました。

 沿岸部は南風で蒸気が多かったためと花粉の影響で、それまで見えなかったのかもしれません。

 

2023年2月22日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日も高気圧の下、晴れています。平野の周辺はやや黄色っぽい尾が気になります。

関東平野の気温は8.4℃あたり、地上風向は南関東は南風、北関東は北~北西が主。

 南西方面は霞んでいますが、富士山付近から南東方向に雲があり、富士山はきわどく隠れているようです。ひまわり画像では伊豆半島方向に雲が伸びています。

 

 雲が増加して富士山は全く見えませんでしたが、17時ごろになって雲の上にチョコッと山頂だけがわずかに見えるようになりました。レーダー画像では駿河湾沖合に雲の一団、黒潮の大蛇行に関連?

 

2023年2月21日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日は大陸から広がる高気圧の勢力圏に入り、北西季節風が吹き荒れています。昨日の夜から吹き始め、気温が大きく低下しました。関東平野の風は3-7m/sの北西風で、唸りを上げています。気温は昼で7-8℃。

 日本海側から多数の地峡を通って季節風が太平洋側に張り出し、帯状の雲を形成しています。

 南西方面も晴れていて、真っ白い富士山を見ることができます。

 カムチャツカで強いSO2の放出。

 

 その後雲が広がっていましたが、夕方になって富士山がまるまる奇麗に見えるようになりました。富士山の丁度東か南側に雲が発生して、丹沢山地を隠しています。

 

2023年2月20日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日は前線が南下し、季節風は活発化。前線の北にある南岸沖の雲の帯とも間で、関東平野は晴れていますが、南部には南岸沖の雲の影響か、雲がかかっています。

 風は関東平野の南岸では南風、北部は北西の風、中央は様々。気温は12-13℃あたり。

 南西方面は雲り霞みか、視界が効きません。

 

 夕方、17時半ごろになってようやく富士山の登場。

 雲の動きが活発ですが、中部山岳を抜ける風は、糸静線(諏訪湖経由)と佐久-秩父。平野内には2本の雨雲あり。北側は秩父から東方へ。南側は多摩川と桂川沿いから東方へ。南側の雲ををくぐって富士山を見る。さらに沿岸部を強い西風(東海沖〜)。丹沢は何とか見えているので南部の下層は花粉の霞みか。

 

2023年2月17日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日は昨日の高気圧とその後ろの気圧の谷(低気圧)が東方に通過して、次の高気圧が接近しています。よく晴れていますが特に南側が霞んでいます。

 関東平野中央では北西風が主のようです。気温は9-10℃。風が弱く暖かい。

 南西方面は霞んでいて丹沢山地、富士山とも見えません。

 

 17時ごろから夕焼けと共に富士山の全容が奇麗に見えるようになりました。丹沢山地はやや霞んでいます。今日はこの霞みがずっとあって、富士山を隠していたのだろうと思います。霞みには花粉の増加が関係している可能性があります。 

 富士山周囲の写真から判断すると、富士山の東あたりから薄い雲が発生し、当方に伸びていましたが、ひまわり等には現れない軽微なものだったようです。

 

2023年2月12日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日は薄雲が広がっていますが、高気圧のもと、南風が強く気温は上昇しています。

 関東平野では全体に南の風が4-6m/sで唸っていますが、気温は14-16℃位まで。

 

 16時ごろ、富士山が落ち着いた姿を現しています。山頂には東(南)側に伸びる笠雲。上空の雲の高度はかなり高いことが分かります。

 低層の雲は富士山から東(南)に伸びています。雨雲レーダーでは富士山の周りには雲がなく、駿河湾から南方に雲が伸びています。

 天気図を見ると、本州を覆っていた高気圧は東方の海上に抜け、北海道にかけて低気圧があり、次の高気圧との谷間に雲があるようです。

 関東平野の風は南部は南風のままですが、北部は北風となり、埼玉との都県境あたりで対峙する形です。

 

2023年2月9日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日は大陸から広がる高気圧が本州を覆い、関東平野も快晴となりました。

 関東平野には北〜北北西の強風がうなりをたてています。さいたま市で10m/s .気温は8-9℃。

 南西方面は薄雲が広がり丹沢山地も見えませんが、富士山付近から雲が始まるので、山頂が見えているようにも見えます。

 

 ひまわり画像で、御前崎および房総半島先端から南東方向に伸びる雲のゾーンが気になります。

 陸上では富士山の北は晴れ。

 関東に雪をもたらすかどうか心配な低気圧は九州の西方。

 

 夕方、南西方面も、富士山が姿を現し、富士山の東から始まる黒い雲【ほぼ丹沢山地を隠している】を除き、きれいに晴れています。

 

2023年2月4日

撮影:是枝若奈

 

 夕焼け空に富士山が確認できます。

2023年2月1日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日は移動性高気圧が太平洋側に出る一方、日本海に低気圧があって、4-6m/sの南風がうなりを上げて吹いています。

 関東平野の中央および南部に雲の帯がありますが、晴れています。気温は上昇して、11-12℃。

 南西方面は雲と霞みで視界はよくありません。

 

 そのご南西方面の雲はやや減少、富士山の裾野が雲の切れ目に見えているようです。

 

2023年1月30日

撮影:遠藤邦彦

 

 房総の沖合に低気圧がありますが、関東平野はおおむね晴れています。

 ただし、東京と埼玉南部に東西に長い帯状の雲がかかっています。

 関東平野の風は南風が主、気温はかなり上昇して、9.5-10℃あたり。

 東海沖、伊豆諸島の雲も目立ちます。

 

 南西方面では、15時頃、丹沢山地はうっすら、富士山は6合目から下が見えますが、上は雲の中。

 

 関東平野の北部では北風(北北西)が強まり、一方南部では南西風が強まっています。

 日の入りの前後で富士山がその山体の一部を見せています。17時過ぎには、さいたま市で10m/sの北北西風、気温は6℃台ですがもっと低下しそう。

 

2023年1月29日

撮影:遠藤邦彦

 

 大陸のやや南部から伸びる高気圧の下、関東平野は晴れていますが、日本海の雪雲と太平洋側に張り出した雲が目立ちます。

 関東平野の風は南からが多いようです。気温は7-8℃あたり。

 東海地方から伊豆諸島では西風が強く、6-12m/s。風は瀬戸内海方面に伸びる。東海沖から伊豆諸島に伸びる雲は、尾鷲の東方から始まる。

 丹沢や富士山は雲で隠れています。

 

 17時ごろ、丹沢山地、富士山を隠していた雲はなくなり、入日と共にきれいな富士山の光景が現れました。

 気温は急速に低下し、21時には1℃。

 

2023年1月26日

撮影:遠藤邦彦

 

 関東以西は移動性高気圧に覆われ、晴れています。北日本はまだ西高東低の気圧配置の下。

 上空の大寒波はやや後退か。

 関東平野は南風が多く、気温も7℃台まで上昇。

 南西方面は丹沢山地は見えており、富士山の北斜面も見えますが、例によって富士山の南側に雲が始まります。

 

 夕方、太陽が雲の間に見え隠れしながら日の入りとなる間の富士山と丹沢山地が、薄オレンジ色の背景に奇麗に写っています。

 

2023年1月25日

撮影:遠藤邦彦

 

 オホーツクに台風並みの低気圧が発達。すさまじい西高東低の気圧配置。

 日本列島が冷凍庫に入った、という表現ももっとも、10年に一度の寒波も。九州も福岡から鹿児島まで雪。

 関東平野の風は、北西の強い風が主、沿岸部は南〜西。朝、東京で-2.8℃、昼平野中央部で2.3℃。

 南西方面では富士山が見えていますが、笠雲か。

 

 18時頃,相変わらず雪雲用の雲の列が太平洋側に張り出しています。空はすっかり晴れて、入日と共に富士山が奇麗に見えています。邪魔者はほとんどありません。

 関東平野中央部の気温は0℃あたり。風は北西風がまだ強い。

 

2023年1月20日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日も晴れていますが、南部は薄雲か霞みか。

 昨日の東海・伊豆・房総沖の雲の塊は今日の天気図では低気圧とされており、常磐沖まで移動しています。

 関東平野は北部を除き、南からの風が多いようです。気温は12-13℃と暖かい。

 南西方面は霞んでいて視界はあまり効きません。

 

 16時40分〜50分ごろ、日が沈み、富士山も見えるようになりました。錯覚ですが、太陽がいつもより大きく見えました。

 富士山はいつもよりぼんやりしていて、下層の赤味の強さをも加味すると、どうも黄砂の影響がありそうです。

 今回の黄砂の影響は前回より上空まで広がっている感じです。丹沢山地もうすぼんやりしています。

 

2023年1月19日

撮影:遠藤邦彦

 

 今日は関東平野の南部を除きよく晴れています。高気圧がギリギリ掛かる。

 風は2-3m/sの北東〜東風。気温は8-9℃。 

 雲は丹沢山地の北部から東京東部、松戸にかけて掛かっており、戸田からもその境界が捉えられます。

 南西方面では丹沢の北部を除き雲、富士山は丁度この雲に隠されています。つまり富士山付近から雲が始まっています。

 雲の南側は東海沖から進んでくる西南西風が吹いていて、どうやらこの雲は東の風と西南西の風がぶつかる辺りに生じているようです。

 ひまわり画像では、御前崎-伊豆半島-房総半島から沖合に、東南東に伸びるニンジン状の雲の塊にあたります。

 黄砂が来ていてもいいのですが。

 

 夕方、ごくうっすらと富士山が見えています。富士山付近から始まる雲の境界が分かります。

 

2023年1月12日

撮影:遠藤邦彦

 日本列島中西部にスッポリ掛かる高気圧の下にあって晴れ。帯状の雲が並んでいるのが見られます。

 気温は関東平野中央で10-11℃。微風で風向は定まらず。

 関東山地側では若干黄色味のある霞みが掛かった感じで(昨日も)、黄砂が残っているのか?

 南西方面はかなり霞みが高くに及んでいますが、丹沢山地、富士山が何とか見えます。

 

2023年1月11日

撮影:遠藤邦彦

 今日も高気圧の下にあって良く晴れています。関東平野全体に下層は霞んでいます。

 関東平野の地上風向は南風が多いか。気温は9-10℃。 

 南西方面は霞みがやや高くに及び、丹沢などもごくうっすら見えるかどうか。富士山も同様。

 例によって、相模湾の沖合に扇状に伸びる雲が気になります。

 

 夕方、霞みがとれ、赤味の強いオレンジ色の夕焼けの中、富士山のシルエットが、巨大な影絵と共に良く見えます。

 

2023年1月10日

撮影:遠藤邦彦

 今日も晴れました。関東地方では、北西〜北北西〜北の風が、5-7m/sでビュービュー吹いています。

 気温もあまり上がらず、中央部で7-8℃。

 南西方面では、かなり霞みの範囲が広く、丹沢山地がうっすら、富士山が非常にうっすら見えています。

 16時40分頃になると、赤黄色の空が広がり、丹沢や富士山がくっきり見えています。黄砂で霞んだ空気が一掃されたのか?

 

 東北地方を沢山の地峡を通った季節風が東北沖合に雲の列をつくっています。一方、関東以南にはそれがありません。

 季節風の向きと関係があるかもしれませんが、関東〜中部山岳地方では季節風が山岳地の上を超えているようにも見えます。

 但し、富士山の周りでは、---甲府盆地---河口湖---山中湖---と季節風が地峡を抜けてきているように見えます。

 

2023年1月9日

撮影:遠藤邦彦

 夜半に雨雲が通過したようですが、今日も良く晴れました。

 関東平野の地上風向は、南西〜南が主、気温は上昇し13℃くらいに。

 南西方面は霞みがかなり上空までかかり、丹沢や富士山は見えません。

 未だ黄砂の影響か。

 

 夕方、落日近くから富士山一帯が良く見えるようになりました。丹沢山地や富士山がうっすらではあれ、黒く見えるということは、大気が霞んでいるということであり、先日来の黄砂の影響がまだあるものと考えられます。

 

2023年1月8日

撮影:遠藤邦彦

 2つ目の低気圧も東方に去り、高気圧の下、よく晴れていますが、下層はやや黄色く霞んでいるようです。

 関東平野は南部は南風、中北部は北寄りの風と東寄りの風。気温は13℃あたりまで上昇。

 南西方面は、かなりの高さまで霞んでおり、黄砂の影響か。丹沢や奥多摩の山並みがごくうっすら見えています。

 

 夕方、赤っぽい夕焼けの中、富士山の黒い山体が霞みの中にややぼんやり見えています。富士山のかなり上層まで赤味があるのは黄砂の影響か。

 

2023年1月7日

撮影:遠藤邦彦

 1つ目の低気圧は東方に去りましたが、2つ目の低気圧は南岸沖、東海・伊豆半島沖に。

 空は快晴そのもの。南方は霞んでいます。

 今日は黄砂が来ています。上野原からの写真で8合目以下が霞んでいるのは黄砂か?

 黄砂の主軸(見かけ)は南寄りのため、2つ目の低気圧が邪魔になっています。

 南西方面は、霞みのため丹沢や富士山が見えません。

 

 夕方、オレンジ色(いつもより赤味が強い)の夕焼けのなかで富士山が見えています。富士山のやや上方に、赤オレンジ色の上端が同高度にそろっています。これが黄砂の濃度の高い部分だとすると、4000-4500m位か。上端にある雲が一部輝いています。その上に黄色い層があります(黄砂の濃度が低い?)。

 富士山(シルエット)の直ぐ上に、黒い富士山型の影が見えます。黄砂のスクリーンに映った影。

 

2023年1月5日

撮影:遠藤邦彦

 今日は冬型の気圧配置が崩れ始めたように見えますが、よく晴れています。

 高崎あたりから銚子方面に向かって低層の雲が伸びています。関東平野全体に北西の風が3-7m/sで唸っています。

 南岸部のみ南風。気温は9℃あたり。戸田市の早朝6時は-0.2℃でした。

 南西方面もやや霞んでいて、丹沢山地がうっすら見えます。丁度富士山から東側に雲が伸びているため、富士山の山頂から北斜面のみうっすら見えています。

 

2023年1月4日

撮影:遠藤邦彦

 

 このところずっと、西高東低の気圧配置が続き、基本晴れですが、今日も同じく晴れ。

 関東平野では、都県境より北では北西風、その南は定まらず、といった状況で、気温はやや低めの9-10℃。

 南西方面では、富士山の北面が見えますが、南面から雲が西方に伸びています。

 ひまわり画像・雨雲レーダー画像で見ると、雲は、富士山の東から、相模湾,三浦半島西岸、房総半島方面に伸びているようです。

 

2023年1月3日

撮影:是枝若奈

 今日も晴れです。南方には雲がありますが。

 関東平野の風は、熊谷から銚子にかけてやや強い北西風がありますが、そのほかではまちまち。

 気温は10-11℃。

 南西方面は、丁度富士山の南側から東方に雲が広がっています。富士山の北斜面は見えています。

 ひまわり画像ではあまり明瞭ではありませんが、昨日と同様の現象ではないかと。

 

2023年1月1日

撮影:遠藤邦彦

 今日は早朝から晴れ。すがすがしい気持ちになる新年のスタートですね。

 関東平野の地上風は南寄りの風が主、気温は昼には13℃まで上がりました。

 南西方面は霞んでいて、丹沢山地、富士山はうっすら見えるだけ。

 

 夕方、日没とともに現れたのは、全く雲も霞もない富士山の光景。

 霞みも薄雲もすっかり取れた、ということ。