しげ子さんのお散歩


2021年8月 日本第四紀学会2021年大会(オンラインー大阪)参加報告

①日本第四紀学会2021年大会(オンラインー大阪)に参加してきました。

今年の大会も昨年同様にオンライン大会での開催でした。Zoomを利用した発表は、ビジュアル的にも綺麗なスライドが多く、説得力のある内容が多く見られました。また今回は若い人の発表が増えたなと思いました。

 

私しげ子が頑張っている研究も、当会会員で若手の杉中さんや、代表の遠藤先生が筆頭発表者として、ポスターと口頭発表を行われました。

 

しげ子のオススメポイントは、GISプログラムで表現した武蔵野台地北東部の20〜30万年前の古地形図や、同台地で掘削されたコアに含まれていた火山灰の主成分分析結果図です。従来と比べて、精度も彩度も上がって綺麗な図が出来上がりました。

②公開シンポジウム

シンポジウムは、関西圏の遺跡の調査結果などから分かる自然環境の変遷についてのお話が聞けました。

また、大阪大会ということで、大阪のシンボルでもある大阪城本丸地区の地盤についてのお話も興味深かったです。

③日本第四紀学会2021年大阪大会オンライン巡検の紹介

今年の巡検は、三田村宗樹氏の案内で、大阪の津波碑の保存、地盤沈下が目立つ防潮堤や水門などのかさ上げ対策状況に着目した様子を、Webサイトから見学することできます。

 

クリアな画像と解説に目を奪われてしまい、現地の緊張感を味わうことができます。

 

https://www.sci.osaka-cu.ac.jp/geos/geo3/tour/#13/34.6570/135.4885 (一般公開9月30日まで)

 

◆Fig_Photoに示すURLから参考とする図や写真をご覧ください。

◆Fig_Photoに示す風景写真は全方位カメラで撮影しています。

◆見終わったビデオや写真のサイトはタイトルバーなどから閉じてください。

④2020年学術賞受賞記念講演を聞いて

静岡大学の北村先生の講演は、久しぶりにじっくり聞けて、とても面白い内容でした。

古生物に始まり、津波堆積物の調査、古文書の記録との整合性から、過去の東海地震の周期予測まで、幅広い内容を紹介してくださいました。

 

興味のある方は、サイエンスカフェ in 静岡で北村先生の講演の様子をYouTubeでご覧いただけます。

記念講演後に早速動画を1本見てしまいました。オススメです!

by.しげ子 2021.08.30


2021年4月 河津町の海岸をお散歩

斜面を下っていくとそこは磯浜。奥には伊豆大島も見えています。
斜面を下っていくとそこは磯浜。奥には伊豆大島も見えています。

 静岡県賀茂郡の河津町にいってきました。

 この河津町は伊豆半島先端部に近い東側に位置し、あの「河津桜」で有名な町です。

 

 河津川河口から南に1~2km進んだあたりの海岸は、平らな波食棚が発達する狭い磯浜が南の本根岬まで続いていて、砂浜がみられませんでした。

手前側には波食礫がごろごろと...水平線の向こうには伊豆大島です
手前側には波食礫がごろごろと...水平線の向こうには伊豆大島です

 波食棚の陸側には砂の代わりに波食礫がごろごろと堆積していました。運が良ければメノウなんかも見つかるみたいです。

波食棚がずっと続き、足元には柱状節理や枕状溶岩が発達しています
波食棚がずっと続き、足元には柱状節理や枕状溶岩が発達しています

 磯浜には、柱状節理や枕状溶岩が発達する玄武岩(菖蒲浜玄武岩)と、火山性の固結堆積物が分布していました。

 

 この固結堆積物は湯ヶ島層群から白浜層群にあたり、中新世の海底に降り積もった火山噴出物からなる堆積岩だということです(5万分の1地質図(稲取)を参照)。

露頭から水が染み出している...こんな時は要注意です。
露頭から水が染み出している...こんな時は要注意です。

 海岸に面する海食崖では、固結堆積物が連続的に露出していました。

 

 地層を断ち切って上部へ延びる岩脈、海へ向かって続く岩脈、他に堆積後の変質作用を伴う岩相変化などがよく観察できそうです...

 

 

 が、足元には大きな岩塊が!!!

 

 

 お散歩前日が大雨だったこともありましたので、

 あまり近づかないで観察することにしました。安全第一です。

 

by.しげ子 2021.05.15


2020年1月 関東地方の火山灰(テフラ)のシンポジウムにお出掛けしてきました。

配布資料
配布資料

 日本地質学会関東支部の主催する「関東のテフラ-最近の年代観と供給源-」シンポジウム(2020年1月25日10:00~16:30)があり、王子の「北とぴあ」へ出かけてきました。

 

 会場は、コンサルタント関係者、学生や一般人などで70名以上集まるほど盛況でした。

 

 主な内容は、専門分野の方々が関東地方の最新のテフラ研究の進展と現状などの研究成果が報告された。

 

 配布された資料(A4カラー,29p)には、最近の年代観と供給源情報がコンパクトにまとめられていてわかりやすかった。

 

 幹事の笠間友博氏による開催の挨拶の後、報告された7名の方々の題名と成果の一部を紹介します。

会場の様子
会場の様子

小林 淳:「富士・箱根~伊豆諸島北部にかけての爆発的なテフラ噴火史」

◆箱根・伊豆東部の火山群の噴火史とテクトニクスの関連性、新島火山や神島火山の爆発的な噴火を起源とするテフラの広域性に関する知見を紹介。

 

笠間友博:「三浦半島宮田層中のテフラから得られたFT,U-Pb年代」

◆新設道路工事に伴う露頭の出現によってガラス質火山灰(船久保タフ)の年代やスコリア層が確認され、FT年代で約0.4Ma、MIS11付近との対比の可能性を報告。

 

中里裕臣:「上総・下総層群における海水準変動と更新世テフラの層位」

◆銚子コアのテフラ層序と酸素同位体比曲線、下総層群の主なテフラと海水準変動の編年図を紹介。

 

中澤 努:「関東平野内陸部下総層群の堆積サイクルとテフラ層序」

◆下総層群にみられるテフラ紹介、東京―埼玉間のボーリングコアの柱状図から考えられる堆積環境の変遷及び地質構造を提示。

 

田村糸子:「南関東における新第三紀/第四紀境界層準の指標テフラ」

◆千倉、銚子、多摩丘陵から三浦半島北部の各地域との層序と指標テフラの対比図などを紹介。

 

水野清秀:「関東まで飛んできた鮮新世以降の九州起源のテフラ」

◆今後に検討されるであろう層位的な位置づけが不十分な広域テフラなどを紹介。

 

鈴木毅彦:「上総層群のテフラから復元する東北日本孤における巨大噴火史と関東平野の形成史」

◆最近20年間のテフラ研究による検討、銚子・屏風ヶ浦に分布する一連の海成堆積物からなる犬吠層群中のテフラ層準の確立などで給源域が認定されるようになったことなど最新の知見を紹介。

 

 最後に関東支部長の山崎晴雄氏による閉会の挨拶で終了した。

by.しげ子 2020.03.30


2019年12月 台風19号が過ぎ去った河原を見た!

立日橋周辺です。
立日橋周辺です。

 多摩川の立日橋(たっぴばし)にお出掛けしてきました。

 

 立日橋は、立川市と日野市を結ぶ橋です。

 河川敷は水際に露出した泥岩、両岸に砂礫が分布しています。

 

 この泥岩は、上総層群の軟岩(およそ150万年前)で、貝化石や生物痕が多くみられます。

礫が一面を覆っています。
礫が一面を覆っています。

 台風19号”が通り過ぎた後の多摩川の河川敷には、激流の強さを物語る洪水の爪跡があちらこちらに残されていました。

 

 礫は、水の流れた方向に沿って、同じ向きに並んでいたり(インブリケーション)、以前は無かった段の上(ちょっと高い所)を、一面覆っていたり、礫の移動が印象的でした。

ガリー侵食
ガリー侵食

 河川敷の一部では、細くて長く連続する溝が良くみられます。

 

 これはガリー侵食と呼ばれる侵食地形で、洪水の時などにできます。

 

 溝の方向は、洪水時の流れの方向を示しています。

 ガリーの深さは約20㎝くらいあり、明瞭な流れの痕跡がみられました。また、ガリーの底には、亜円~亜角礫(φ3~10㎝大)がありました。

↑ガリー侵食の拡大写真 生痕がみえます
↑ガリー侵食の拡大写真 生痕がみえます

☆しげ子さんのワンポイント☆

 ガリー侵食が残された泥岩には、およそ150万年前の汽水域に生息していた、生物の痕跡(生痕)が多数確認できます。

by.しげ子 2019.12.26


2019年11月 町田洋先生の記念講演会

 東京地学協会メダルを受賞された町田 洋 東京都立大学名誉教授の記念講演会が、2019年11月8日に学士会館で開催された。

 

 町田博士は1933年生まれの生涯現役の研究者である。若い方に何らかの指針となればとご自身のテフロクロノジー研究の歩みについて詳しく紹介された。

 

 講演は、ATという白色ガラス質火山灰が鍵層となり、広域火山灰の追跡から火山の活動史とテフラ対比・編年論を構築された経緯を話された。

 

 テフラに魅了された研究者の実践論や、個人的な思い出話しを織り交ぜて1時間あまり話された。

“私の仕事を支えたものは、野外調査の楽しさや、理論や実験だけでは分からない、時間と地域にまたがる総合科学の面白さである。” 

という言葉が印象的でした。

 

 なお、懇親会においてはB5判小冊子が配布された。

 

 近々、改訂版「火山灰アトラス:日本列島とその周辺」が出版される予定とのことでした。

 益々のご活躍を願って、会場をあとにしました。

 

令和元年度「東京地学協会メダル受賞記念講演会」開催報告(東京地学協会HP)

by.しげ子 2019.11.13


2019年10月 栃木県宇都宮市の大谷石

カネホン採石場
カネホン採石場
大谷石の岩相
大谷石の岩相

 近年、国際的な視点から大谷石の魅力が注目されるようになり、2017年にCOOL JAPAN AWARDを受賞し、2018年には日本遺産(Japan Heritage)に認定されました。

 

 大谷石は、軽石凝灰岩や溶結凝灰岩などの緑色凝灰岩類(グリーンタフ)を主としており、宇都宮丘陵を中心に分布しています。

大谷石のオブジェ
大谷石のオブジェ

 1500万年前頃のグリーンタフ変動期の時代に海底で噴火した火山堆積物からなり、軽くて割れ目が少なく運びやすく、耐火性や耐震性が高く古くから石材に利用されています。

 

 歴史的にみると、縄文時代は竪穴式住居の炉石、古墳時代は石室に、奈良時代は下野国分寺の土台石、江戸時代は宇都宮城の築造、大正時代は旧帝国ホテルの外壁などに、そして現在は外壁・土蔵・門柱などの建材に使われています。

図1 RCMap
図1 RCMap

 大谷資料館は地下30mに広がる採石場跡を利用しており、巨大な地下神殿のような雰囲気が漂い、平均気温8°C前後と冷蔵庫の中にいるようでした。

 

 ここは宇都宮の文化・歴史を残す産業基盤を代表する建物としての威厳を感じました。

 

 周辺にはシルクロードなどの異国文化の空気が伝わる大谷観音や石仏群の数々、昭和20年代に大谷の石工達が彫刻した高さ27メートル平和観音などの石像の姿にも圧倒させられました。

 

[図の作成には,国土地理院長の承認を得て,同院の基盤地図情報を使用した(承認番号:令元情使,第660号)]

大谷寺の愛くるしい仏像
大谷寺の愛くるしい仏像

 宇都宮市では最近の観光人気をうけて、多数の巨大な空洞を残す大谷石の陥没・落盤・崩壊などの発生に対する災害防止を検討しており、これまでの地震計による観測対策から具体的な対策工法などの安全対策強化を行っています。

図2
図2

 主な見どころを地図に示します。

 

P1:カネホン砕石場

P2:大谷資料館

P3:大谷の奇岩群(大谷寺・大谷観音など)

P4:平和観音

P5:約30年前の坂本地区陥没事故地点

 

[図の作成には,国土地理院長の承認を得て,同院の基盤地図情報を使用した(承認番号:令元情使,第660号)]

by.しげ子 2019.11.15

図3
図3

次回は大谷地区の地形について詳しく解説します!

近日公開予定。

 

[図の作成には,国土地理院長の承認を得て,同院の基盤地図情報を使用した(承認番号:令元情使,第660号)]


2019年8月 日本第四紀学会2019年大会(銚子)参加報告

オープンキャンパスも同日開催
オープンキャンパスも同日開催

 8月23日から第四紀学会に参加してきました。

 今年のテーマは「第四紀学とジオパークの連携:ジオパークで学会を開催する意義」でした。

 

 会場は、千葉科学大学のマリーナキャンパスです。

 オープンキャンパスも同日開催(24日のみ)でなんだか賑やか(^^♪

関係者の口頭発表の様子
関係者の口頭発表の様子

 口頭発表の会場には、大きなモニターが2つもついていました。

 

 椅子も階段状になっていて、どの席に座っていても見やすかったです。

銚子駅前で記念に一枚。
銚子駅前で記念に一枚。

 2日目は、銚子ジオパーク市民の会のメンバーの方々の案内で、懇親会会場までのミニツアーへお出掛けしてきました。

 

 私たちは二手に分かれて、車組は銚子電鉄の銚子駅で合流しました。

 

 銚子駅前にはお土産屋さんもあり、早速抜け駆け・・・

ジオパークのガイドさん(緑のTシャツ)の案内で段丘崖を登ります。
ジオパークのガイドさん(緑のTシャツ)の案内で段丘崖を登ります。

 バスからの散歩組は、外川漁港からスタートします。

 

 いきなり段丘崖を登らされます(笑)

 

 学会中の運動不足解消のために歩くあるく・・・

 

 ジオパークのガイドさんの案内で、銚子ならではの風景に、色々な気付きがあって、楽しくお散歩できました。

ヘッドマークに注目!
ヘッドマークに注目!

 散歩組は外川駅から、車組は銚子駅からそれぞれQRマーク(学会のロゴマークです)が目印の期間限定の車両に乗り込みます。

 

 町全体で学会を歓迎してもらっている気分♪

 

 記念車両で仲ノ町車庫に到着しました。

 車庫だからホームが無い!

市民の会による紙芝居
市民の会による紙芝居

 市民の会から銚子の地産地消の紹介をわかりやすく紙芝居で説明していただきました。

 

 豪華な食事♪が運ばれてきて・・・

 

 実はこのお弁当の中には、銚子名物“ひしお(醤)”が入っています( *´艸`)

大会を取り仕切ってくださった植木さん(左端)と。
大会を取り仕切ってくださった植木さん(左端)と。

 待ちに待った懇親会が車内で始まりました。

 植木さん流のおもてなしにすっかり魅了されています。

 

 美味しい地元の食事と地ビール、皆さんが持ち寄った津々浦々のお酒・・・

 満喫できました♡

利根川沿いの風車
利根川沿いの風車

 3日目の朝は、銚子大橋を渡る前に小休憩。

 

 利根川沿いだけではなく、奥の段丘にも、ずらりと風車が並んでいる様子は圧巻です。

 

 お天気にも恵まれ、気持ちのいい朝でした。

佐原PAの展望台から
佐原PAの展望台から

 帰り道は、鰐川を北上して香取方面に抜けていきました。

 

 佐原PAには、展望台があり、利根川と水郷地帯が一望できます。

 

 月曜の巡検は敢え無くパス・・・一同帰路に着きました。

by.しげ子 2019.08.28


2019年6月 神泉駅と大坂

図1 井の頭線神泉駅から日本地図センターへ
図1 井の頭線神泉駅から日本地図センターへ

 5月下旬に、大村纂氏(<スイス連邦工科大学名誉教授)の第9回地理文化講演会「なぜ気候温暖化議論が社会を分断するのか?」を聴講してきました。

 

 会場の日本地図センターへ向かうため、井の頭線神泉駅から、大山街道(厚木街道)を目指して南へ向かいました。

 

[図の作成には,国土地理院長の承認を得て,同院の基盤地図情報を使用した(承認番号:令元情使,第660号)]

 今回は、RCMap(レインボーコンターマップ)を使って日本地図センターまでの道のりと地形を見ていきましょう。

トンネンルの向こうは渋谷駅方面
トンネンルの向こうは渋谷駅方面

 神泉駅は、トンネル内にあり、駅を出てすぐの所に踏み切りがあります。

 

 改札口から南北に分かれる出口は、緩斜面の道路と面し、踏切を挟んで南側に向かって歩きだします。

神泉駅の踏切とトンネル。左側が渋谷方面。
神泉駅の踏切とトンネル。左側が渋谷方面。

 下末吉面の台地を刻み込む小谷は複雑で、神泉駅は、渋谷川支流からのびる幅30~50mくらいの小谷を挟むような位置にあります。

 

 渋谷方面から電車に乗ると、台地を抜けるトンネルを出てすぐに踏切とホームがあります。

 下末吉面の台地と、南側を東へ流れる目黒川の低地の境目には、急斜面が続く段丘崖があります。

大坂緑地は玉川通りから山手通りへ下る段丘崖にある。
大坂緑地は玉川通りから山手通りへ下る段丘崖にある。

 途中「大坂」の標識(標高33.3m)を発見しました。

 厚木街道でも最も急で長い坂から名づけられたようです。

 

 周囲は大坂緑地と呼ばれており、初夏の日差しに日陰をもとめる場所として最適でした。

日本地図センター入口
日本地図センター入口

 汗をかきながら到着した日本地図センターの1階には、地図にまつわる色々なグッズが買える「地図の店」がありました。

「地図の店」で購入したメモ帳
「地図の店」で購入したメモ帳

 ついつい色んなものを買ってしまいましたが、その中でも特にお気に入りだったのが、このメモ帳です。

 

お土産に最高です(地図マニア関係なし)!

会場は満員です。
会場は満員です。

 勿論、講演会にもちゃんと参加してきました。

 

 世界的な観点からとらえたデータの評価について、どのように理解したらよいのか問題意識を強く感じた1日となりました。

 

by.しげ子 2019.06.08


2019年5月 初夏の江ノ島

 記念すべき第一回目の投稿です。

 先日お散歩してきた、神奈川県の露頭を紹介したいと思います。

 

 お散歩している時にトンビが頭上を旋回していたので、見上げてみたら…

 

 関東ローム層を発見!

露頭1
露頭1

 島の頂部を見上げると、褐色の火山灰層が・・・

東京軽石層の拡大
東京軽石層の拡大

 よく見ると、帯状に挟まれた白色の軽石層も見えます。

 これは東京軽石層と呼ばれています。

 

 関東ローム層の下には、海岸段丘堆積物が薄く乗っています。

 さらに下の地層は、葉山層群です。

 

 因みに・・・

 

 実際には、ここからは見えませんが、一段高い所に少し古い時代の海岸段丘があります。

 

 江ノ島にお越しの際は、くれぐれもトンビにご注意くださいね。

 わたしのお稲荷さん・・・(;_;)/~~~